放射性廃棄物の処理、処分は核燃料サイクルの中で重要な役割を担っているとともに、老朽化した原子力発電所の解体などにおいても必要とされています。
放射性廃棄物処分は多重バリアシステムから構成され、対象廃棄物の放射能レベルによって、高レベル放射性廃棄物(地層処分)、低レベル放射性廃棄物(余裕深度処分、ピット処分、トレンチ処分)に分けられています。
放射性廃棄物の分類と処分
(資源エネルギー庁ホームページより)
浅地中ピット処分
(資源エネルギー庁ホームページより)
指定廃棄物中間処分場
(環境省ホームページより)
実規模緩衝材ブロック
(ベントナイト70%、硅砂30%)
平成22年度
核燃料サイクル関係推進調整等委託費報告書
平成22年3月
公益財団法人 原子力環境整備促進・資金管理センター
ベントナイトはこれらの処分において充填材、緩衝材の候補材料となっています。
ベントナイトが候補となっているのは、廃棄物からの放射性物質の漏えいを防ぐための遮水性亀裂などを充填する自己シール性など様々な性能が期待できるためです。
当社では30年以上前から、この分野において、試験材料の提供や受託試験研究などを続けてきました。
放射性廃棄物処分では天然ナトリウム型ベントナイトの特性が最も適していると考えられ、クニゲルV1はこの分野の標準的な材料として、国内外の研究機関で数多くの試験、研究に用いられています。
また、処分条件でのコンクリートからのカルシウムイオン溶出による影響に対して、高純度カルシウム型ベントナイトの検討にも対応しています。
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製品名 | 形態 |
---|---|
クニゲルV1 | 粉状 |
クニキャップTG | 粒状(40mm以下) |
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